釜石・大槌バークレイズ林業スクールのコンセプトconcept

釜石・大槌バークレイズ林業スクールは実践の場で林業の担い手を育て、
広く地域の山林資源や林業への関心を高めてまいります。

釜石地方森林組合は東日本大震災から3年余りを経た2014年、英国に本社を置く世界有数の金融機関であるバークレイズグループの支援を受け、マーケティングやITなど多様な知識とスキルを身につけた林業の次世代を担う人材を育成する「釜石・大槌バークレイズ林業スクール」を開設しました。
全国でも稀な民間主導の林業の人材育成事業としてスタートした林業スクール。当初、3年間で3,400万円というバークレイズグループからの支援金を活用し運営するものでしたが、支援金の残金を活用しながら4年目も実施することとなりました。

こんな方におすすめです

釜石・大槌バークレイズ林業スクールは

  • 森林組合や林業事業体などに勤務する若手職員
  • それらの団体への就職をめざす若者
  • 新しい林業のスタイルを模索している若者
  • 学問として身につけた「林業」「森林資源」の現場を知りたい大学生
  • 自身や家族の山林の利活用を考えている山林所有者

――といったみなさんのための学びの場です

カリキュラム

実践篇

作業の実践や幅広い視野から森林や林業について考える知識を体得させる少人数(定員10名)での実践篇

オープンセミナー

学生を含め広く一般の方々に林業について関心をもってもらうための公開セミナー

さらに! Aの実践篇は2つのコースが選べます。

毎月1回通学する「通年コース」
受講料無料
4泊5日で学ぶ「短期集中コース」
¥31,500(税別)+交通費・滞在費
※受講料 63,000円のうち、31,500円はバークレイズグループの支援金から充てられます。

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活躍する受講生

これまでの第1期〜第3期の3年間で、約70名が受講しました。
受講後の進路のいくつかの例をご紹介します。

  1. 受講後、釜石市を拠点に自伐型林業の担い手を育成する団体に参画
  2. 受講後、釜石市にUターンし、林業会社に就職
  3. 岩手県内にIターンして、林業関連団体に就職
  4. 林業のスキルアップや知識向上【14名】
  5. 自身や家族の所有山林の手入れに着手【7名】

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運営団体

JForest
釜石地方森林組合

釜石地方森林組合は東日本大震災で組合長以下5人の役員職員が犠牲になり、事務所も流失しました。一時はその存続も危ぶまれましたが、多くの企業、個人からのご支援をいただき、再生にむけて歩んでまいりました。

2007年には林野庁の「提案型集約化施行事業モデル組合」の認定を受けるなど、山林の集約化・効率化を進めてきたほか、J-VER制度(温室効果ガス削減クレジット制度)の活用、新日鉄住金釜石製鉄所への木質バイオマス供給など、地元企業のみならず外部とも連携し、事業を進めております。

震災後は、残された職員、さらにはその後に新たに加わった若手職員とともに、震災前からの取り組みを一層進めるとともに、地元産材を使った「森の貯金箱」復興住宅プロジェクへの参加のほか、車椅子でも上ることのできる木製の避難路設置への協力、被災した組合員(山林所有者)の植樹の支援など、地域の復興の一助となるべく活動しております。

2017年には農林水産省の「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」全国優良事例に選ばれました。

BARCLAYS
バークレイズグループ

英国に本社を置くバークレイズグループは、東日本大震災の発生以降、大槌町を中心に災害復興活動への支援を続けてきました。

時間の経過とともに被災地での支援ニーズが多様化するなか、地域が自立し持続性のある事業の確立をサポートする活動へと軸足を移してきました。

林業スクールは、バークレイズグループが世界規模で取り組む<500万人の若者の就業・起業を支援する>という社会貢献活動の目標にも沿ったものです。さらに、日本林業が長らくにわたり、男性を中心にした構造となっており、そのことが森林資源の六次産業化や職場環境の改善といった林業の近代化に向けた一つの課題となっていることから、多くの優秀な女性が活躍しているバークレイズグループとして、女性の感性を活かした林業、女性が活躍できる林業、といった視点から「オープンセミナー」に女性社員が登壇するといったサポートもしてきました。

また、経営コンサルタントの知見を持つ社員が、木材の販売や流通について森林組合職員や製材所のみなさんとワークショップや視察を行うなど、経営面の支援にも力を入れています。

これまでの事績

林業スクール 第1期 開催実績
林業スクール 第2期 開催実績
林業スクール 第3期 開催実績