受講生の声voice

第2期 短期集中 Bコース受講立川真悟さん

現場を体験することで、より深まる理解

私は大学四年の時、この林業スクールに参加しました。大学では林学を専攻し、卒業後は林業の現場職を志望していました。スクールを知ったのは研究室の同期から紹介してもらったのがきっかけです。林学出身といっても林業のことはあまりよく知らなかったので、実際の現場というものを学びたかったというのが参加理由でした。

スクールでは林業の基本的な道具の使い方から考え方、間伐などの理論的な部分まで幅広くかつ深く学習できたと思います。「森づくりとは」「林業技術者たるには」という部分まで含めて様々考えさせられる講座でした。

釜石地方森林組合の先進的な取り組み(間伐材を利用した復興住宅、混交林への誘導、育林費の低コスト化など)も見ることができました。

卒業後、出身の高知県に戻り、本山町地域おこし協力隊(林業振興活動員)として活動しています。

森林組合が地域のためにできること、というものの実践例を知ることができたのは非常に刺激になりました。

第2期 通年コース受講三木真冴さん

林業の可能性を知り起業を決意

受講当時は、釜石で復興支援の仕事をしていました。「これからは三陸の資源を活かした産業を通して復興を後押ししたい」と考え、選択肢のひとつに林業もあったので受講を決めました。

世間では「林業は儲からない」と言われたり、一方で「林業は成長産業」と言われたりしますが、林業スクールのオープンセミナーでは講師の経営コンサルタントの方から、木材流通の川上から川下までそれぞれの収益構造を冷静に分析した講義を聴く機会があり、やり方によっては林業には可能性があると感じました。

受講後、東北・広域森林マネジメント機構というNPO法人を立ち上げ、東北での自伐型林業の普及促進のため、自治体と連携した研修や講習会の運営などを行っています。

「この山からはどのくらいの量の木材を搬出することができて、どのくらい近いところに販売先があるのか」という仮説をまず立てて作業に着手するという基本姿勢は林業スクールを通じて身についたものだと思います。

第3期 通年コース受講柏ひろ子さん

充実したカリキュラムと講師陣に満足

私は受講の1年弱前から造林の仕事に就いていましたが、林業全般のこと、経営や流通まで学べるチャンスはほとんどなく、「もっと木の流れを知りたい、林業に関する技術や知識を身につけたい」と情報を集めているなかで、このスクールを見つけました。私自身がこれから先どのように林業に貢献していけるかのヒントも得られると思い受講しました。

1年間受講してみて、ヨーロッパと日本の林業の違い、地域によっての違いは興味深く、また間伐調査の実習を通じて間伐の際の選木方法が腑に落ちました。

レベルの高い講師陣の講義のおかげで、林業者だけではなく経営者や山林所有者の立場も考えられるようになるなど、視野が広がりました。

現在は所属する組織が変わり日々、伐採などを行っていますが間伐の際は『育てる木』をイメージしながら山づくりに取り組めるようになったと感じています。また『木の流れ』を意識し、活かせる木は出来るだけ産廃にならないよう工夫して活用するようになりました。私たちの仕事をもっと多くの人に知ってもらう方法なども考えることの必要性も感じています。