震災からのあゆみ

東日本大震災津波被害から6年

地域に貢献できる組織として、信頼と安心を与えられる組織を目指して

釜石地方森林組合 代表理事組合長 久保知久

釜石地方森林組合 代表理事組合長 久保知久

常日頃、当組合運営に多大なご協力・ご支援を賜り心からお礼申し上げます。平成23年3月11日発生した東日本大震災津波災害に見舞われお亡くなりになられた方々、また被災し不自由な生活を余儀なくされました皆様に対しまして、改めて衷心より哀悼の意を表するとともにお見舞いを申し上げます。また、震災直後代表理事組合長となり組織の存続も危ぶまれた当組合を強力なリーダーシップのもと経営改善にご尽力いただきました佐々木光一前代表理事組合長が平成28年11月28日急逝されました。こころよりご冥福をお祈りいたします。

さて、月日が経つのは早いもので東日本大震災津波から6年が経ちましたが、かつて経験したことなく、多くの尊い命を奪い街並みを一変させたあの自然の脅威は昨日のことのように鮮明に記憶し、忘れることはできません。

そのような中、市内、町内からは復興にむけての災害公営住宅、高台移転造成工事等の一部完成により、仮設住宅の統合化が始まるなど将来にむけての街並みが整え始めているものの完全復興には至っておらず、あらためて被害の甚大さを感じるところです。

当組合も震災以降、組合員各位のご理解、ご協力のもと市内、町内の復興事業を最優先にしながら、組合運営の根幹となる森林経営計画の樹立面積を拡大するため、森林経営管理委託契約を推進して平成28年度末には460名、4,138haの契約締結をいただき、地域の森林環境保全の担い手としての責任を感じております。

釜石地方森林組合系統運動も1年の計画期間を要し、平成32年度を目標とし「JForest森林・林業・山村未来創造運動〜次世代への森を活かして地域を創る〜 」をテーマに具体的な行動目標を定め、組合員各位とのコミニィケーションを密にして組合員の所得の向上と森林の保続培養を諮ってまいります。そして今後の地域森林の管理を担うべき次世代のリーダーづくりと組合員の後継者を育成するため釜石大槌バークレイズ林業スクールを活用し積極的に人材育成を展開してまいります。

また、昨今の木材需要減少の対策として、森林体験事業及び木製品開発販売事業を通じながら、新たに発足した「木材流通協議会」を強固なものにして釜石地方森林組合のブランド化をはかってまいります。

今後も地域に貢献し、信頼と安心を与えられる組織と呼ばれるように取組んでまいります。
組合員並びに業界関係者には、より一層のご協力・ご支援をお願いいたします。

平成29年3月11日