カリキュラムcurriculum

通年コース短期集中コースもカリキュラムはほぼ同じ。
5日間で、頭と身体を使って林業のエッセンスを身につけましょう!

第1回

座学林業概要(「世界と日本の林業」、「釜石地方森林組合の取組み」)

ワークショップチームビルディングとコミュニケーション

初日は座学と身体を使ったワークショップ。
現在の林業や森林資源についての基礎知識を学びます。
ワークショップでは初対面の受講生同士の距離が一気に近づき、新しい林業を目指す仲間としての連帯感が生まれます。

高橋校長、顧問の内田先生による講義。定員10人だから、気軽に質問もしやすい雰囲気。
毎回大好評の高田研・都留文科大教授によるワークショップ。
身体を動かすアクティビティを通じて、気がつくと円滑なコミュニケーションが取れるように。
学びのあとには懇親会も。受講生同士はもちろん、講師やスクールをサポートする森林組合職員とざっくばらんに林業について語り合いましょう!

第2回

座学&実習林業現場の作業の安全、刃物・チェーンソーの扱いと目立て

危険を伴う林業の現場。座学と実習を通じて、山林で長時間作業をする上で効率的な歩き方から林業の作業に不可欠な鉈(なた)などの刃物やチェーンソーの扱い方までを学びます。
初めてチェーンソーを触るという人から日々使っている人までレベルに合わせて指導するから安心です。

日本国内でも地域によって異なる林業用刃物。座学で刃物の構造を学んだ後、実際に砥石を使って研いでみます。
研いだ鉈や下刈り用鎌を使って、下刈り作業を体験。顧問の内田先生が斜面の歩き方や身体の動かし方をチェック。
チェーンソーを分解して構造を確認。ソーチェーンの正しい研ぎ(目立て)を学びます。
全員、丸太を切ってみます。
エンジンのかけ方やスピード、姿勢などについて顧問や校長から各自にアドバイスします。

第3回

実習山林の測量

林業の作業は測量から始まると言っても過言ではない基本中の基本。5人程度のグループに分かれて、「コンパス」という道具を使い、決められた土地の面積や斜度、計測ポイントごとの距離などを測ります。正確さとスピードが求められる作業の基本を身につけます。
ここまでの3回のスクールで分からなかった点についての質疑応答の時間も。

コンパスの使い方や注意事項の説明。初めて使う道具でも講師が丁寧に解説します
グループに分かれて実際に測量を行います。
測量した結果をパソコンで入力し、測った区域の面積などを計算。測量した結果をパソコンで入力し、測った区域の面積などを計算。
講師の内田先生から(中央)アドバイスも。
釜石地方森林組合での経験にもとづいて参事からも随時、補足。

第4回

座学&実習山林の調査、選木

現在の日本の林業のメインは間伐作業。間伐というと木の伐採が思い浮かぶかもしれませんが、山林の立木の中でどの木を間伐の対象とするかを決める「選木」は森づくりの思想が問われる大事な作業です。
調査の具体的な方法だけでなく、森をつくっていくための理念や思想、考え方を身につけたうえで、現場で実際に作業をします。

実習だけでなく座学を通じて、理論もしっかり身につけます。
15m×15mの土地の中にある立木の胸高直径を計測。
どの木を間伐の対象とするかを受講生が発表、選木のポイントや考え方を講師が指導します。
講師の内田先生が手作りした道具も使ってさまざまな調査方法を学びます。
釜石地方森林組合の間伐現場を見学。実際の作業の様子を知る機会です。

第5回

座学「林業先進地欧州の林業」、振り返りと報告会

先進国の中で林業が産業として成り立っていない国は日本だけ、とも言われます。ならば、「林業先進地」と呼ばれる国々から学べることがあるのでは? 講師の内田先生が実際にオーストリアやスウェーデンで見聞した知識をもとに、これからの日本の林業の姿を考えます。
「通年コース」は最終回に一般向けに報告会を開催、「短期集中コース」では受講生が他の受講生と講師、事務局に対し5日間の成果を発表、理解不足な点は質疑応答で解消します。

「通年コース」「短期集中コース」とも最終回では、1年分の学びについての質疑応答を。疑問点は解消しましょう。
「通年コース」では報告会で受講生が学んだことを発表。
報告会には地元の方や受講を検討している方が聴講に。
「短期集中コース」では受講生同士で5日間を振り返り成果を発表します。
釜石地方森林組合の間伐現場を見学。実際の作業の様子を知る機会です。